2010年から始まり、今年で7年目となる日乃出本店の「朝茶会」。
毎月15日、出来立ての季節のお菓子をお茶を無料でお客様におふるまいしています。
近頃は、コンビニエンスストアでスナック菓子を買う人も多く、特に若い世代の人があんこや餅といった伝統的な和の素材に触れる機会が少なくなりました。
子ども達が、「和菓子」の美味しさを知り、親しみを持つことで、和菓子という日本の伝統を未来へとつないでいくことに繋がればと願います。
社員は、真夏も真冬も、まだ暗いうちから準備に励み、笑顔で、訪れるお客様をおもてなしします。
穴吹駅前がかつての賑わいを取り戻し、人々が笑顔で交流できる、そんな場所づくりにも貢献していければと思います。
日乃出本店が穴吹で1世紀という長い間、お菓子作りを続けてこられたのも、地域の皆様の支えのおかげです。
「小さなお菓子で 大きな笑顔」。お菓子には、人を幸せにする力があります。
地元の皆様への感謝の想いをこめて、これからもこうした取り組みを通じて和菓子のすばらしさ・美味しさをお届けできればと願っております。
ぶどう饅頭のふるさとを流れる、日本一の清流「穴吹川」。
美しい風景を100年後の子供達にも残したいと、日乃出本店はプラスチック資材の削減ならびに環境保護の活動も続けています。
2020年春には製紙会社と共同開発を行ない、オリジナルのエコパッケージを開発。
一見何の変哲もないような袋ですが、個包装を優しく安全に包みながらも、生分解性の素材でできているから、川や海を汚すことのない優れもの。最新の技術がつまったエコパッケージなのです。
これにより、「ぶどう饅頭」の詰合せ外装箱は全て紙製に。短期的にはコスト高となるけれども、100年以上徳島県で愛され続けてきた企業」として、2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に取り組み、資源保全のための企業責任を果たしてまいります。
*品質保持のため、個包装にはプラスチック素材を使用しています。
日乃出本店の近くには高校が2校あり、それぞれの高校とのかかわりを持っています。
とくに、つるぎ高校とは地元名産「みまから唐辛子」をつかったお菓子「みまからさっくりーふ」を共同開発したり、徳島県のキャリア教育事業の一環で行われた「デジタル人材育成プログラム」ではネットショップ運営方法やマーケティングを学びながら当店のお菓子を販売したりなど、深いかかわりをもって地域活性化に向けて協力しています。