徳島県・穴吹は”武道信仰”で名を馳せる霊峰・剣山の玄関口。
毎夏、多くの人が参拝に訪れていました。
初代・西川芳太郎は何かお客様にいいお土産物はないかと思案し、そして生み出したのがぶどう饅頭です。
商売へ熱い志を持っていた初代・西川芳太郎は、あるとき森永製菓初代社長・森永太一郎氏と運命的な出会いを果たします。
森永氏との交流をきっかけに、その当時大ヒット商品であった「森永キャラメル」から想を得て”餡にミルクを練り込む”ことを思いつき、そのハイカラな味は、当時の人に熱狂的に支持されました。
「四国放送」が開局するとすぐにスポンサーに名乗りを上げ、放送された「躍進、躍進、また躍進。海越えて ほめられに行け ぶどう饅頭」というフレーズのテレビCMはもはや伝説です。
セスナ機からチラシを撒き、「ぶ」「ど」「う」「ま」「ん」「ぢ」「う」の文字すべてを集めるとぶどう饅頭1箱プレゼント、という型破りな宣伝をし、強烈な印象を県民に残しました。
ぶどう饅頭を買うと入っている「日乃出幸運券」の最初は、本物のお金に似せた「壱萬円札のお守り札」でした。
当時発行されたばかりの本物と間違われ、警察に事情聴取を受けたことも。
それでも初代は「これは刺身のツマのようなもの。お客様に、お菓子の美味しさだけでなく、喜びと笑いを届けたい」という考えを持っていました。
100年の時を超え、その夢は今も皆様のもとへと届けられています。
ぶどう饅頭のふるさとを流れる、日本屈指の清流「穴吹川」に、四国の霊峰「剣山」。
美しい風景を100年後の子供達にも残したいと、プラスチック資材の削減ならびに環境保護の活動を続けています。
2020年春には、製紙会社と共同開発を行なった新商品「ぶどう饅頭エコパック」が新登場。
ふるさとの未来のために、よりよい商品をお届けします。
*品質保持のため、個包装にはプラスチック素材を使用しています。
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